治療院みはら

論文・寄稿

施術の現場で受け取ってきたことを、言葉にして外に出す。その試みの記録として、これまでの研究をここにまとめています。

不眠症状に対する円皮鍼刺激と「経絡の意識」の相乗効果についての検討

東京医療福祉専門学校での卒業研究(2023年)です。患者自身の意識の持ち方を変える養生法が、症状にどう影響するかを問いました。不眠症状のある人を対象に、円皮鍼の刺激に「経絡に気が流れるイメージを意識する」養生指導を加え、その相乗効果を検討しています。

著者三原崇司
位置づけ東京医療福祉専門学校 卒業研究(2023年)
研究デザインランダム化比較(円皮鍼 刺激群 n=10/sham鍼群 n=10)
対象ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)6点以上の20名
介入神門(HT7)・内関(PC6)・三陰交(SP6)への自己貼付。後半に「経絡を意識する」養生指導を追加
主な評価項目睡眠のVAS・実質睡眠時間・途中覚醒回数・PSQI・POMS2
指導教官大内晃 先生

刺激群・sham群とも、経絡を意識した期間のほうが、睡眠のVAS・実質睡眠時間・途中覚醒回数に改善の傾向がみられました。とくに刺激群では、意識を加えたほうが途中覚醒の減少傾向も伴ったことから、円皮鍼の刺激と経絡への意識づけに相乗効果が期待できる可能性が示唆されました。一方で、介入後のPSQI・POMS2のデータ回収不足など、今後の課題も率直に記しています。

これは研究報告であり、特定の効果を保証するものではありません(「示唆された」段階の知見です)。施術勧誘ではなく、研究活動の記録として掲載しています。

最新の研究(preprint)

近年の研究は、preprint として公開しています。詳細はプロフィールの研究情報をご覧ください。

研究者名三原崇司 / Takashi Mihara
ORCID iD0009-0004-1369-992X
主研究テーマ日本身体文明仮説(The Japanese Somatic Civilization Hypothesis)
主 preprintThe Japanese Somatic Civilization Hypothesis(v2.1 / 2026-03-17 / CC BY 4.0)
公開先SocArXivOSF Project